こんにちは
前回は、「速さ」にこだわる人は仕事がデキる、ということについてご紹介しました。
今回は、デキる人シリーズ第二弾。仕事がうまくいくデキる人の「考え方」についてのヒミツをご紹介しましょう。
みなさんと、同じ時間、同じ事をしていても、どんどんと昇格していく人。ついこの間まで、一緒にワイワイ遊んでいた同期が、会社を立ち上げて社長に!?
みなさんの周りに、何故かどんどん出世する人や、成功する人いませんか?
このように諦めていませんか?実は、デキる人とあなたの違いは、日々のちょっとした「考え方」の違いだけなんです。
これから紹介する5つの思考を始めれば、周りから頭一つ抜きに出る事もできます。
そこそこでいい→そこそこの人生
今の地位、収入、立場に、満足しきっていませんか?
上昇志向がある人は、必ず成功する。
逆に、人生そこそこの役職と、そこそこの収入で、危険が無い人生を歩みたいと思っている人は、本当にそこそこの人生を歩みます。
もちろん、その価値観は人それぞれなので、どちらが悪いという訳ではありまんでも、この記事に目を通して頂いている時点で、あなたはきっと上昇志向のある方です。
あなたのその考え自体が、既に上昇志向です。成功をイメージするほど、成功を引き寄せます。
あなたはきっと、そこそこではない、素晴らしい人生に向けて既に動き出しています。
明日から、思い切って大きな目標を掲げてみましょう。
大きな目標から落としこむ

成功マインドを持つデキる人は、必ず目標を持っています。
大きな目標を立てることはとても大切です。
とても素晴らしい目標です。
でも、ちょっと大きすぎて、具体的に何をすれば良いのかわかりません。
目標を替えるのではなく、目標を細分化して、身近な目標まで落とし込みましょう。
例えば
「幸せになる」→「家庭を持つ」→「結婚をする」→「彼女を作る」→「25歳までに彼女を作る」
「ビックになる」→「起業する」→「起業資金を貯める」→「35歳までに起業資金を1000万円貯める」
このように、具体的な目標に落とし込んでいく事で、目標の為に自分がやるべき事が見えてきます。
もちろん「25歳までに彼女をつくる」をさらに細分化しても構いません。ここで大切なのは、「いつまでに」と「何をやるか」です。
どちらが欠けても、具体的ではありません。「25歳まで」など自分に締め切りを作り、ちょっと手ごわい目標を乗り切る事が成功への1歩です。
目標は、常に見える場所に

そう思っても、よほどストイックな人でないと続きません。
3日坊主とは、本当に人間の性をよくとらえた、ことわざだと思います。
「数日すると目標を忘れてしまう」
これはもう仕方が無い事で、あなたが悪い訳ではありません。人間はそういう生き物なのです。
だったら、忘れない仕組みを作れば良いだけです。
忘れない仕組みをつくる
一番簡単な仕組みは、毎日目にする場所やモノに書いておくこと。嫌でも目につく様にすれば、忘れることはありません。
手帳、スマホのホーム画面、カレンダー、トイレのドア、冷蔵庫、金魚鉢……
毎日見るものなら、何でも構いません。大切な考え方と目標を、毎日目にすると、自然とあなたの中に刷り込まれます。
古典的なやり方ですが、世に言う成功者の多くはこのやり方を実践しています。
「消費」か「投資」かで判断する

あなたは、お金を使う時、何を基準にしていますか?
デキる人は、それが「消費」か「投資」かで判断します。
え?なにが違うの?
実は、明確に違います。経済学的には。
消費
消費とは、欲求を満たすために財・サービス(商品)を消耗することを指す。
投資
投資とは、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す。
つまり
消費ばかりする人=目の前の欲を満たすためにお金をつかう人
投資にお金をつかう人=将来の自分の為にお金を使う人
この差が、デキる人とできない人の差です。お金を使う前に、一度立ち止まって、コレは「消費」か「投資」か考えて下さい。
消費と投資の判断は人それぞれ

別にビジネス書を買ったり、セミナーを受けることだけが「投資」ではありません。
「今日は仕事終わりに呑みに行こう」
Aさん→いつも通りのメンバーと会社の愚痴を言って、お酒で気持よくなろう
Bさん→いつもと違う部署の人をさそって、違う角度からの話を聞いてみよう
同じ、仕事終わりの呑み会でも、Aさんは「消費」し、Bさんは「投資」しています。
「呑みに行く」だけ聞くと、消費のような気もしますが、Bさんはこの呑み会で、新しい人脈と違う角度からの意見や、自分の知らない領域の知識を得ました。
日常のあらゆる場面で、私たちはお金を使います。
できるだけ消費者にならず投資者になろうとして下さい。
そして、消費は抑え、投資はケチらない!
コレがデキる人の鉄則です。
人の最良の部分を盗む

デキる人は、何事もはじめからできた訳ではありません。
盗んだんです!
デキる人は、人の最良の部分を見つけて盗みます。
でも自分の周りにそんなすごい人いないよ?
そんなことありません。すごい人じゃなくてもいいんです。
どんな人でも、1つは得意分野があります。
歌が上手い人、エクセルが得意な人、ネットワークに詳しい人、ナンパが上手い人、料理が上手な人、上司に好かれる人、服装がおしゃれな人、ペン回しが上手い人、笑いを取るのが上手な人……
コレが全部自分のスキルになったらどうですか?
相手の一番得意な分野について、詳しく聞き、教わり、自分のものにしてしまいましょう。
デキる人は、相手の優れた部分を見つけ出すのが上手な人です。間違えやすいのは、すごいと思った人の全てを盗んでしまう人。
例えば
だらしなくて、時間にルーズで、女癖が悪い、でも株の話をさせたら右に出るものはいない。
→株の知識だけ奪いましょう。間違っても他の部分の悪い影響を受けてはいけません。
よく悪友に悪いことを教えられて、犯罪を犯すなんて事があります。あくまで、人の良い面、優れた面だけを取り込みましょう。
お金を稼ぐ事はいい事

日本人特有の考え方なのでしょうか。
お金を稼ぐ。
いっぱい儲ける。
お金の計算をする。
「・・・ゲスいやつだなぁ」と思われるのは。
ここではっきりさせておきましょう。お金を稼ぐのは素晴らしい事です。
みなさんお金大事ですよね?
その大事なお金を、「あなたに払いたい」「お金を払うだけの価値を提供してくれた」。その結果がお金を稼ぐという事です。
より多くのお金を稼ぐ人は、優れた人であると言っても、過言ではありません(悪いお金はダメ)。デキる人は、お金を稼ぐ事を真剣に考えています。
どんな商品、サービスなら売れる?どんな商品なら、お客さんはお金を出したいと思う?
相手の事を考えないとお金は稼げません。
経営者の感覚をもつ
雇われだと、このお金を稼ぐ感覚が乏しくなります。ですが、もし自分が社長ならどうか?と考えてみてください。
自分が会社を経営していたなら、できるだけコストを抑えて、大きな利益を得たいと思うでしょう。大きな視野で物事を見ることができるはずです。
まとめ
スティーブ・ジョブスも、イーロン・マスクも、孫正義も、みんな同じ人間です。
10倍の速度で動ける訳でも無ければ、時間を止められる訳でもありません。できる事はそんなに変わりません。
違いは、考え方。
毎日のちょっとした考え方を変える、その積み重ねがデキる人を作り上げます。