企業が「動画コンテンツ」を作るメリット・デメリット

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近年急速な勢いで、Webマーケティングが注目を浴びています。

そんなWebマーケティングの中でも、さらに勢いがあるのが「動画コンテンツ」です。

みなさん、Facebookのタイムライン上で、自動的に流れる動画を見たことはありますか?他にも、企業の公式ページには、製品説明動画や導入事例動画等があふれています。

このように、動画コンテンツはWebマーケティングを行う上で、欠かせない要素になりつつあります。実際、Webマーケティングやコンテンツマーケティングに優れる、米国企業の約7割が動画コンテンツを導入しています。

今回は、そんな動画コンテンツを導入するメリット・デメリットをご紹介します。

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動画コンテンツが普及した4つの背景

近年、様々な企業が動画コンテンツを導入し、Webからの集客を図っています。なぜコレほどまでに動画コンテンツが普及し始めたのか、その謎を解く4つの背景があります。

安価なツールの普及

以前は「お客様に見せる動画を撮る」となれば、それは大掛かりな機材が必要でした。しかし、現代では、スマホで4K動画が撮れる時代です。

テープと違い、デジタルデータならば何度でも撮って、何度でも撮り直せば良いですし、ある程度初心者が撮っても、かなりキレイな動画が撮れるようになりました。

やろうと思えば、iPhoneは一つで映画だって撮ることができます。そのようなハードルの低さが動画コンテンツの普及に拍車をかけています。

通信回線の高速化

もちろん画質の高い動画は、ロードが遅いのが問題です。しかし、近年の通信技術の向上により、高画質、大容量の動画もスムーズに送受信できるようになりました。

いくらいい動画を用意しても、ブツブツと途切れては意味がありません。今後も通信回線の速度向上は確実に進化するでしょう。

YouTube等動画サイトの普及

動画サイト=YouTubeと言っても過言ではないでしょう。それほどYouTubeは、世界中で親しまれる動画投稿サイトとなりました。

いまでは、1分間に300時間以上の動画がYouTubeに投稿されていると言われています。Webの動画市場を支える大黒柱がYouTubeなのです。

YouTubeのような、素人でも簡単に動画をアップロードできるサービスも、動画コンテンツの普及を後押ししています。

マルチスクリーン化

最後は、マルチスクリーン化です。これまで、動画を見るのはテレビの役目でした。しかし、スマホやタブレットの台頭により、様々な場所で、様々なデバイスから動画を視聴することが可能になりました。

今では、街の広告塔や電車の広告まで、デジタルサイネージとなり、動画をPRする場は、文字通りマルチに広がっています。

動画コンテンツ導入のメリット

動画コンテンツが普及した理由は様々ですが、やはりメリットが多いと、多くの企業が感じているからに他なりません。そこで、動画コンテンツ導入によるメリットを幾つか上げていきます。

ニュアンスを伝えやすい

どうしてもWebで伝えるには、文字や画像が思い浮かびますが、それだけでは伝えにくいこともたくさんあります。それをカバーするのが動画です。

動画コンテンツなら、文字や画像で伝えにくい、絶妙なニュアンスを短時間で伝える事ができます。例えば、キャンプで使うテントのたたみ方を、文字と画像で伝えるのは大変です。

しかし、動画を1つ挙げておくだけで、ほとんどの人が理解するでしょう。

短時間で多くの情報を伝えられる

先ほどの例で、テントのたたみ方をあげましたが、コレを文字と画像で伝え、見た人が理解するには、かなりの時間を要します。

しかし、動画ならば、ほんの30秒程で多くの情報を伝える事ができます。このように、文字や画像では説明に時間がかかるであろう物を、動画は短時間で伝える事ができます。

説明動画やデモ動画はその最たる例ですね。

商品・サービスの理解度を向上できる

メールをしていて、「あーもう!電話したほうが早いな!」と思ったことはありませんか?

それと同じで、商品やサービスの説明も文書で伝えるより、説明動画をお客さんに観てもらう方が圧倒的に早いんです。

他にも、ブランドイメージなど言葉にするには抽象的なものも、動画であればその世界観やイメージを簡単に伝える事ができます。

ソーシャルメディアに投稿されやすい

最近は、自分で再生ボタンを押さなくても、タイムライン上で勝手に再生される動画が増えました。もちろん音声が勝手に流れることはありませんが。

そして、不意に目についた動画に「いいね」を押したり、シェアする人は、実はとても多いのです。また、YouTube動画も話題になれば、数日でドカンと再生回数が伸びたりします。

このように、動画コンテンツはソーシャルメディアとの相性も良く、投稿されやすいコンテンツと言えます。コンテンツマーケティングにおいて、SNSの存在は無視できません。

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サイト滞在時間を伸ばせる

動画を観るということは、ユーザーがサイトに滞在する時間が伸びると言うことです。SEOの観点から、サイトの滞在時間が伸びるというのは、非常に好ましい事です。

動画コンテンツを増やし、滞在時間が伸びれば、SEO的にも良い効果をもたらし、結果的に検索順位が上昇するという、正のスパイラルに突入できます。

動画コンテンツのデメリット

ここからは、動画コンテンツのデメリットをあげておきます。いい面と悪い面を把握しておくことが、マーケティングには重要です。

作成に時間がかかる

いくら動画を撮る機器が普及し、手軽に動画を撮影できるようになったからと言って、企業が編集なしのスマホで撮った動画をアップするわけにはいきません。

ある程度、動画の厳選と編集に時間を割かれるのは、まず間違いないでしょう。また、定期的に動画コンテンツをアップロードしていくには、撮影に時間を取られます。

制作ノウハウの蓄積が必要

ある程度、お客様に観てもらう動画となると、クオリティが求められます。また、このアングルから、この配置で、このように取ればうまく撮れるなどのノウハウは必要です。

ノウハウが無い会社は、外部の撮影業者にアウトソースしてしまうのが良いでしょう。外注費はかかりますが、そのための手間や時間を買うと思えば安いものです。

不細工なコンテンツは逆効果

素人丸出しの、低品質な動画をアップロードしてしまえば、逆効果です。お客様に「なんだこのダサい動画は」と思われてしまうと、大きな損失です。

また、伝えたいブランドイメージと、全く違う動画を作ってしまい、企業イメージにまで傷をつけてしまう可能性があります。

動画コンテンツ投入の際は、不細工なコンテンツはあげない事が必須です。

動画コンテンツで狙う3種類の顧客

動画コンテンツも、誰をターゲットにするか決める事が非常に大事です。動画コンテンツで狙う顧客層をここでは、3つに分類します。

潜在顧客用動画

潜在顧客層、つまり今すぐ買う、もしくは買おうか悩んでいる、といった顧客ではないが、買う可能性を秘めた幅広いターゲット層の事です。

目の前の顧客を刈り取るだけでは、企業の成長に限界があります。継続的な成長のために、この潜在顧客へのPRは、非常に大切です。

このような潜在顧客には、「ブランドイメージ」などを伝える動画が効果的です。例えばコカコーラなどは、ブランドイメージ動画に積極的ですね。

他にも、高級車のメルセデス・ベンツなど、今すぐ買わないであろう顧客にも、動画を積極的に投入しています。

もうすぐ顧客用動画

もうすぐ顧客とは、具体的に買う段階には入っていないが、気になっている、購入を検討してくれそうな顧客の事です。

このような、もうすぐ顧客には、「導入効果動画」や「事例」動画が効果的です。この企業は、コレを導入して、このようになりましたと言ったインタビュー動画。

コレを導入した人は、こんな事に使っていますよといった具体的な例を、動画で投入することで、もうすぐ顧客を、さらに引き込む糸口となります。

購入前顧客用動画

最後は購入前顧客です。購入前顧客は、もう買う前の段階まで来ており、最後の決めてが欲しい顧客。もしくは、他社などの類似商品と悩んでいる顧客です。

このような顧客むけには、「製品説明動画」や「デモンストレーション動画」が効果的です。

この商品は、こんな事ができて、このような点が他社より優れているといった、具体的な機器説明やサービス説明を行います。

この動画は、購買につなげるクローズ動画となるので、迷っている顧客の背中を押してあげるイメージで作成するといいですね。

動画コンテンツ作成で気をつけること

動画コンテンツ作成では、絶対に押さえておきたい事が幾つかあります。

動画は3分まで

特別な理由がない限り、動画は3分までにしましょう。顧客が集中して動画を見てくれるのは、3分までが限界です。それ以上だと長過ぎて伝わりません。

どのような行動を起こさせたい?

どの動画を見た顧客に、どのようなアクションを起こして欲しいかを、しっかり考えたうえで動画を作成しましょう。

何も考えずに動画を作ると、単なるエゴな作品ができてしまいます。

セリフはゆっくり客観的に

人物を登場させたり、説明音声を付ける場合は、なるべくゆっくり話しましょう。

また、使っているワードが業界用語になっていませんか?初めて見た人が分かる内容か、客観的に見なおして、動画を作るといいですね。

まとめ

日に日に増える、動画コンテンツ。

これからも、動画コンテンツは増えつづけるでしょう。その中で、生き残る動画と、死ぬ動画は何が違うのかを、しっかり考えてくつることが大切です。

場合によっては、悪印象を与えてしまう可能性もある、諸刃の剣なので、できればプロの意見を聞きつつ、自社のマーケティングに活かしたいですね。

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